「鍼灸治療の流派、パート22」大阪市、西区、阿波座

2020、5,5 阿波座に茶木鍼灸院を開設して、2年が過ぎようとしていた。 そのころも時間を見つけては師匠のところに通い、その都度ボロクソに言われながら も、少しずつでも技術を盗もうと躍起になっていた。 厳しい指導を受けながらも不思議とそれさえとても楽しく、その都度確実に獲得して 行く知識と技術を楽しんでいた。 一方、一年間勤め先を探し回った末、そのころには結局卒業時に学校から推薦しても らった治療院に勤めることとなっていた。 そして阿波座での茶木鍼灸院は、知り合いを治療する以外一向患者様は訪れなかった。 やはり厳しいものだな、と途方に暮れていた。 そのころ知人を通じてあるパソコン教室の先生と出会うこととなる。 その先生は「今あるホームページではだめです」と、どうやったら人が引き付けられ、

またその店を理解して足を向けてくれるか、犇めく治療院の中で、どのポイントに 着目すれば人の目に留まるかを説いて下さった。 そして親身になって一緒に新しいホームページを開設して下さり、一般のパソコン教 室の安い授業料だけで立派なホームページが出来上がった。 それに加えて、何かしら特別な技術を駆使してホームページを検索の一番上に上げて しまわれた。 本来これは特別な技術だけに多額な費用が発生するはずである。 しかし先生は「もうそんなことに大金を支払う時代ではないのです」と言われる。 そのことがどれだけ大きな変化を齎すか、僕は直ちに思い知ることになる。 治療の予約、問い合わせの電話が毎日のように飛び込んで来るようになるのである。

閲覧数:69回0件のコメント

最新記事

すべて表示

先日奈良県郡山市の近鉄郡山駅と筒井駅の間の小さな踏切で、全盲の女性が電車には ねられ死亡した。 事故の処理に当たった警察によると30代から40代の女性、とされていたが、身元 が分かれば丁度50歳だったらしい。 現場には白杖と障害者手帳の入ったバッグが散らばり、それから本人が倒れていた。 おそらく電車にはねられた、というよりはひっかけられた、という風だったのではな いだろうか。 でもとにかく彼女は命

近年食べ物に関してはどうも日本食ばかりに気が向く。 鰹、昆布、いりこ出汁の香りの料理がとにかく何ともほっとした気持ちにさせてくれる。 そういった出汁の香りを嗅ぐと、いつもお婆ちゃんの家が目に浮かぶ。 京都の御所の近くのとても古い町屋。 犬矢来の脇の格子戸を開けて暗い家に入ると、石の床の廊下が裏庭まで真っ直ぐに伸 びている。 鰻の寝床である。 廊下の左に、台所を挟んで三つの大きな部屋が細長く並んでい

皆さんももう気付いていることとは思うが、このところ家庭内の虐待で子供が命を落 としている事件があまりにも多い。 誰もがこの悲惨な事件を直視することができず、別世界の出来事としてそこに視線を できるだけ向けないようにして生きているはずである。 しかしこれは我々の中にも含まれている問題だろうと僕は考える。 平安時代比叡山で権勢を振るっていた寺の僧兵たちが、定期的に馬で群れを成して京 都の町を襲い、市民