
皆さま初めまして。
大阪市西区阿波座で、新しく鍼灸院を開業しました茶木 敏行と申します。
変わった名前ですが、完全なる日本人です。
父も母も京都の人間で、したがって私も京都で育ちました。
幼児の時に眼病を患い、目が不自由だったため、小学校入学から高校卒業まで盲学校で学び、高等部在学中に声楽に興味を持ち、卒業後は芸術大学へ進み本格的に声楽を学び始めました。
その後西ドイツのケルンに渡り7年間滞在してから帰国して舞台活動を続ける中、歌い手としての体のコンディションを維持するために鍼灸治療に通うようになり、鍼の持つ不思議で奥の深い力に引かれて行きました。
10代のころから志して来た音楽と同様、一生懸命になれる分野に出会うことが出来、第二の人生を踏み出すこととなりました。
声楽と鍼灸は一見全く違う分野のように見え、実は同じく体の機能という観点から、とても共通する部分が多いのです。
毎日行う声楽レッスンでも鍼灸の知識を使った指導を進めていますし、鍼灸治療による舞台を控えた歌い手の皆さんの声と体のコンディションのサポートも行っています。
これからどうぞよろしくお願いいたします。