top of page
  • 執筆者の写真

「鍼灸治療の流派、パート14」大阪市、西区、阿波座

更新日:2019年4月11日


2019、2、14

その年の国家試験は、有り難いことに我が南大阪視覚支援学校の大会議室で行われた。

ここで説明しなくてはならないのは、我々視覚障害を持つものは、一般の受験者より

も少し時間を延長して試験に臨むことが許されている。

弱視のものや、私のようにデージー(録音された試験問題を耳で聴いて解答する方法)で

臨むものは、どうしても時間を要するためである。

ということで、視覚障碍者は大阪市内の北・南視覚支援学校理療科が合同で国家試験

に挑む。

その会場がたまたま我が学校であったということである。

もちろん出題される問題、その量は一般のそれと同じものである。

「視覚障碍者にとってその仕事に付けなければ生きては行けないのだから、試験も優

遇して欲しい」という意見も時々聞く。

しかし僕はそれは違うと考える。

視覚障碍者が優遇されて社会に出た場合「ああ、あいつは優遇されて資格を手にした

施術者だからな」という目で見られるようになるだろう。

もちろん視覚障碍者が健常者と同じ条件で国家試験に臨むのは、勉強期間の三年間も、

試験当日もハンディーのあることだろう。

でも、やらねばならないのだ。

堂々と胸を張って社会に出て行くためにも。

閲覧数:11回0件のコメント

最新記事

すべて表示

このところデパートの紳士物の服や靴を見ていても、オシャレ、と言えるようなセン スのものが見られなくなって来た。 どのメーカーのデザイナーもセンスが消失し、且つ怠けているのでは、と思っていた が、どうやらそうではないようである。 ちょっと変わった物、目立つ物を作っても誰もそれを買わないのだ。 結果やはり売れる物を作るとなると、どうにもつまらない商品ばかりになってしまう。 これは紳士物に限って見られる

今朝のヤフーニュースを見て二度驚愕した。 去年に発生していた重大事件が今になって公開されたこと。 膨大に広がる将来を約束されていた少年の命を奪ったのが政府の政策であること。 「ワクチン接種数時間後に急死 「息子は浴槽に沈んでいた…」国の結論はまたも“ 評価不能” 8月25日(木曜日) 17時51分配信 CBCテレビ 新型コロナワクチンを接種したその日に息を引き取った13歳の少年。 少年の搬送先の病

この国の専門家と呼ばれる人たちは、どうしてこうピントが外れているのだろう、と 首を捻ることが三つ出て来た。 一つはコロナ感染対策、もう一つはヒトパピロマウイルス感染予防、それからワクチ ン接種のことである。 コロナ感染対策としてマスコミに出て来る専門家たる医療関係者が皆訴えるのが、手 洗い、うがい、マスク、三密回避である。 ここに鼻うがい、という項目はいつも含まれない。 僕の記憶では、コロナに関わ

bottom of page